THE TONE by CAORI SOMA

Branding / Design / Words / Identity ─ 整える、伝える、あなたの“トーン”をかたちにする

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ストーリーがないブランドは埋もれる?

2025.01.17

ストーリーがないブランドは埋もれる?

「あなたのブランド(サービス)には、どんなストーリーがありますか?」

なぜストーリーが必要なのか

現代のブランド環境

今は情報があふれる時代。その中でただ目立つだけではブランドやサービスは生き残れません。刹那的に(もしくは短期間)バズって人気が出て商品が売れるといった現象は当然あって、SNSプラットフォームではそのような商法や商材も多く存在します。オンラインで販売するとか人気を作るという場合、こうした手法がもてはやされて、今人気があるものをリサーチして安く仕入れECに乗せたり、番組で取り上げられる商材を扱ったり、そのような手法も昔からあって否定はしません。

反面、簡単に目に触れるものや流行りではなく、自分で選んで自分で決定したいといったスタイルの消費者は単なる商品の比較ではなく、その背景や価値観を重要視しています。そうした人に選ばれたいとか、自社の商材は本質があって他とは違うんだといった方向性で運営するビジネスの場合、ブランドやサービスにストーリーがないと、「埋もれる」のは時間の問題です。

ストーリーの力

ストーリーはブランドを「ただの選択肢」から「共感の対象」へと変える力を持っています。例えば、Appleがただのコンピュータ会社ではなく、イノベーションの象徴として認識されているのは、創業者スティーブ・ジョブズのストーリーがブランドと融合しているからです。

今一度、自分たちの背景を掘り下げ、その魅力を発信してみてください。ストーリーの力で、ブランドは新たな価値を見つけることができます。

ストーリーがブランドにもたらすもの

(1) ブランドの個性を明確にする

「ストーリーはブランドに唯一無二の個性を与える」

市場には同じような価格や性能の商品が溢れていますが、消費者は自分の価値観に共鳴するストーリーに惹かれます。

例 : オーガニックコスメブランドが「自然との調和」を掲げるだけではなく、創業者が大病を克服した経験から開発を始めたという背景を語ることで、他のブランドと差別化されています。

私的意見 : 共感を得るために感情へ訴える要素として大病や自分が苦労していた環境などを多く例にあげる手法は、やり方を間違えるとかなりあざとい。そしてこれは近頃情報商材の講座で横行していることを感じるので、正直あまりおすすめしませんが、書き方と個性を探すという例として捉えてくださいね。

(2) 共感と信頼を生む

「人は感情で動く」

消費者は商品のスペックだけでなく、その背景にある思いや価値観に共感します。ストーリーは信頼を生み、ブランドとの長期的な関係を築くきっかけとなります。

例 : 小さなベーカリーが「母から子へ受け継がれた100年のレシピ」を語ることで、地元住民の支持を集めています。

私的意見 : 背景にある価値観への共感としての歴史的レシピはいいと思います。でもそんなに歴史ある場合が少ないと思うので創業者がどのような想いを持って素材やデザイン、売り方にこだわっているかなど見せてもいいのではないかと思います。

(3) 記憶に残るブランドを作る

「記憶されないブランドは選ばれない」

ストーリーは消費者の記憶に刻まれ、選ばれるブランドへと導きます。特に、ブランド誕生のエピソードやミッションが感動を呼ぶものであれば、口コミで広がりやすくなります。

具体例 : アウトドアブランドPatagoniaは「環境保護への強いコミットメント」というストーリーを持つことで、多くの支持を集めています。

私的意見 : エピソードやミッションをきちんと作って正しく伝えていくことが大切。ぶれずに同じテンションとトーンで時間をかけて目にふれさせて目で覚えさせることもいいかもしれませんね。

ストーリーを作るための3つのポイント

(1) 自分たちの「原点」を掘り下げる
  • 創業のきっかけや背景は何か?
  • どんな問題を解決したくて始めたのか?
(2) ブランドの「価値観」を明確にする
  • ブランドが大切にしていることは?
  • 社会にどんな貢献をしたいのか?
(3) 消費者との「共通点」を見つける
  • 消費者が共感できるエピソードはあるか?
  • 商品やサービスを通じて消費者にどんな体験を届けたいか?

ストーリーを持つことでブランドは生き残れる

ストーリーはブランドに「魂」を吹き込みます。ただの存在ではなく、人々の心に訴えるブランドに変えるのです。ストーリーを持たないブランドは忘れられてしまうかもしれませんが、共感を呼ぶストーリーを語れるブランドは記憶され、支持されます。

「あなたのブランドには、どんなストーリーがありますか?」

今一度、自分たちの背景を掘り下げ、その魅力を発信してみてください。ストーリーの力で、ブランドは新たな価値を見つけることができます。

「本質を見つめ、物語を紡ぐブランド作り」

これまで記載したように、現代は情報が溢れ、多くのブランドが消費者の目に触れるものの、その中で本当に「記憶に残る」ものはわずかです。ただその時に目を引くだけのデザインや発信は、いつの間にかどこかに埋もれて忘れられてしまいます。

ブランドやサービスの存在を記憶に刻むのは、その背景にある「物語」が重要であるといえます。どんな想いから始まり、何を大切にしてきたのか。そのストーリーが、ブランドに命を吹き込みます。そしてそれを正しい形で世間に発信すること。

私が大切にしているのは、「美しいその瞬間やそのものを見つける感性」です。それは、華やかさだけではなく、日常の中で見過ごされがちな温かな気配や本質的な価値。ブランドや人や企業の持つその魅力を掘り起こし、視覚(デザイン)と言葉で紡ぐこと。持っている本人はその良さにフォーカスしていない場合も多々あるのです。

例えば、クライアントの企業のプロジェクトでは、創業当初に大切にしていた「日本のものづくり」を軸に、ロゴやデザインを見直しました。そこに隠されていたストーリーを視覚化し、さらに今の時代背景にマッチしたエッセンスや表現を加えて掲載することで、消費者が「これが私の選びたいもの」と感じる企業へと生まれ変わり今も大きく成長をしています。

ストーリーを持つブランドは、人々の心に響き、選ばれ続けます。

あなたのブランドやサービスにも、まだ言葉にされていない「物語」が眠っているかもしれません。
これから一緒に探してみませんか?

Posted In: Focus, 視点と感覚

Instagram

なんだか素敵なカフェ写真 先月アトリエ @cs___atelier の雰囲気をカフェ仕様に変更し なんだか素敵なカフェ写真

先月アトリエ @cs___atelier  の雰囲気をカフェ仕様に変更してみたので、素敵なカフェ写真になりました。

やはりここのテーブルは白で正解。表情のある木は見る分にはいいのだけれど、写真にするとコントラスト調整が難しい上、ここのライティングは微妙なのが悩ましく。少しだけ撮りやすくなったのではないかな?
ポイントとして、撮る方は少し露出あげて撮影してみてください📷

そして @_cafe_coo さんの新メニューがまたまた可愛いお花のデザインになるようです。りんごが花に。アイスを添えて。メニュー開発のエネルギーがすごい。こちらは来年からメニューに加わる予定だそうです。

ちなみに自宅のテーブルは味ありまくりの木製です
___Wandering Sisters on an Autumn Day of Serendipi ___Wandering Sisters on an Autumn Day of Serendipity.

秋の日に、姉妹でフラフラ歩いていたら思いがけない素敵な偶然に出会った日

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青山からヒルズに行こうと電車に乗ってから決めて、まずは久しぷりの表参道。ここも紅葉するんだなぁ。と定番の歩道橋で気がついた。景色の割に少しも寒くなくて、もうすぐ11月が終わるのが本当に信じられない。

残念、探していた物は見つからなかったけど、探してないいい物に出会ったり、少しソワソワした街の空気感にインスピレーションを受けた。妹は行きたかったお店の前をたまたま通りかかり、身体に優しいスイーツとお茶を楽しみ、なんとわたしは偶然に、ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット氏に遭遇し、前回に引き続きまた一緒に写真を撮ってもらうという。笑。いいものいただいちゃった♡

予定は未定というか、なかなか先に進めずに最後は巻で足早にパトロールして帰宅。探し物はまた次回にいたしましょう。
___ I’m lucky to have someone like you in my life. ___ I’m lucky to have someone like you in my life.

はからずとも集ってしまった

こんな広い日本の中で、同じ時間に同じ場所にいるって奇跡でしょう
どこかで生き別れ、再会したような勢いでぎゅうっとハグ
思わずだいぶ騒いでしまったから
人があまり居ない時間で良かったと今更思う

4人で一緒にランチして
偶然にできた時間がまた贅沢だ

そして、BENIと同じさわり心地の子に出逢ったので連れて帰った
脚はだいぶ長いけど、胴周りと長さがこれはべにだ

とても良い日だったな
最近そんな日が多くて嬉しい
__ Love begets love. 好きな感じがあって それを体験したり 感じたり そしてイ __ Love begets love.

好きな感じがあって
それを体験したり
感じたり
そしてインスパイアされて 
アウトプットする

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隅々までブランディングされている空間が好き

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初めて行った東京体育館
近くのカフェがとても良かったので
キーホルダー買っちゃった
最近買ってお気に入りのバッグのジャラジャラに追加

ちょっとアトリエの模様替えしたくなりました
___ ブランディングは「つくる」ことではなく、 「すでにあるものを、見つけ、整える」こと 無理 ___

ブランディングは「つくる」ことではなく、
「すでにあるものを、見つけ、整える」こと

無理なく自然に、でも確かに響くものへ

We don’t build brands by stacking trends.
We uncover what’s already there — quietly, honestly, deeply.

Real branding is not invention.
It’s excavation.
What’s real doesn’t need to be forced.

#TheTONE #brandingphilosophy #ブランディング
___ The beauty of making, seen and felt. — la Gal ___

The beauty of making, seen and felt. — la Galerie du 19M Tokyo.

Beautiful, yet somehow, I still miss the quiet poetry of Mademoiselle Privé Tokyo (2019).
___ Already missing them — such unforgettable days ___ Already missing them — such unforgettable days are now behind us.

オーストリラリアから従姉妹とキッズがやってきておよそ4週間。あっという間に帰国してしまった。まだまだ手のかかるキッズだけれど、でも以前より確実に成長していて、新しい年代の海外の習慣とかにふれるのもまたいいインスピレーションになった期間でした。

広大な場所で育っているからかどうも彼らは自由だ。日本という小さなコミュニティでは足りなさそうなエネルギーを持っている。とはいえ、これもまたあと数年でしょ。従姉妹はいつも大変そうだけど、忘れる能力も高いから、少しだけよかったと思う。心配だけど、さすがにすぐ駆けつけられる距離ではないからね。

小さな子と一緒に動くと、大人だけではやらないことを体験できる。姪の場合もそうだったけど、新鮮以外の何者でもない。いつも通り過ぎるだけのコスモワールドで、水に浮いてるローラーコースターみたいなのに40年ぶりに乗る夏(?)でした。思ったよりは怖くなかったよ。

Love,
@0oafo0
【 アトリエのつどい 】 BYOKASAI Vol.05 はやいもので、5回目となるイベントB 【 アトリエのつどい 】

BYOKASAI Vol.05 

はやいもので、5回目となるイベントBYOKASAIが開催されました。

@cs___atelier は、自分のうつわブランドを並べる予定で作ったアトリエでしたが、時を経て、ひとが集まり感性を交差させる空間へとなってきました。そして、もちろん、そんな場所になるようにイメージして活動しております。

ひとりではできないことがあります。でも、それぞれが独立している分野を持っているひとたちとだと可能になる場合があります。そんな楽しみ方もあるし、それで皆が笑顔になるなら最高じゃないかな。

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Thank you

@suzukuri_42 
@aki.eda_ha 
@_cafe_coo 
@align_bless.n_knot._ 
@hiromi_azu_
暑すぎてインスタポストすることを忘れていた。 そんなわけはないのだけれど、まだまだ暑い中、皆様お元 暑すぎてインスタポストすることを忘れていた。

そんなわけはないのだけれど、まだまだ暑い中、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
今年も11月まで長袖を着られる気がしないですね(ため息)。

___

半月ぶりの投稿は、2012年ルーヴルで撮った窓と天井。
従姉妹と初めてのパリ。ここにたどり着く前に、地下鉄から上がったところで女性からアンケートを頼まれたのだけど、いい子な従姉妹は答えようとしていたよ。そんな彼女をひっぱるわたし。
写真って、それを撮った日をしっかり思い出すから面白い。

そして今週、彼女は子どもたちと帰ってくる。
___ Some days, you’re held more than you know. No ___

Some days, you’re held more than you know.
Not always loudly, but always enough.

___

なかなかひとりでは生きられないものだ。相互にはもちろん、一方的に支えられたりすることもあるから不思議。

毎日驚くほど暑い。観測史上初めて、とか毎年更新されるんだろうな。自然規模でもこれまで常識であったことがそうではないと教えられるくらいだから、わたしたちがたった数十年レベルで常識だと思っていたことはとるに足らないことだったりするんでしょうね。意識の書き換えしていかないと。

それにしても、夏は苦手
___ 7月ふりかえりやりなおし The end of July always feels lik ___

7月ふりかえりやりなおし
The end of July always feels like a soft goodbye.

___

1.Bonjour
2.アトリエが色々動き出した
3.光とわたし
4.わたしの癒しの海岸
5.波を見ていると気持ちがほどける
6.駐車場へ戻ると脅威の50℃
7.自分のサイトを少し改修
8.ひとりアトリエの空気
9.いもうととショッピン
10. 最近よく出没する虎ノ門ヒルズ
11.おともだちと美味しいメキシカン
12.とうとう相棒のスペックアップ
13.美味しいコーヒーの淹れ方を習った
14.久しぶりの映画上映会
15.席のひきがよかったPark Bo Gumペンミ参戦

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内省モードから徐々に外向きへ。2025年後半も様々な動きがありそうな気がします。
___ Becoming takes time. Even the quietest tide c ___

Becoming takes time.
Even the quietest tide carries something new.

自分らしいとか自分らしさとか自分が好きなことやものは自分が1番知っているはず。それは静かで深く、希望があってとてもあたたかいもの。

変化していくことを恐れずに自分を肯定して、それを見守ってくれる仲間がいることは大きな財産である。と、最近良く思う。

"なる"には時間がかかるのよ。でも既にあの時なりたかった自分に"なっている"のかもしれないよ。

___
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