THE TONE by CAORI SOMA

Branding / Design / Words / Identity ─ 整える、伝える、あなたの“トーン”をかたちにする

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アトリエがある、ということ

2025.06.23

アトリエがある、ということ

— 感性の交差とわたしが還る場所

わたしには、アトリエがあります。

Cs Atelierは昭和の雰囲気が残る商店街に、パリの路地裏にありそうなデザインコンセプトで2018年に作った、路面ながら静かな空間。ここ数年はセレクトしたアイテムを販売していたのでストアにもなっていました。


そこを少し変えたいと思ったのが、今年の2月の節分の頃。作った当初のような人が集うことができる空間に突然戻したくなったのでした。

それから3.4ヶ月

入り口を開けると、コーヒーの香り、花の甘さ、少し湿った空気と、少しの余白。

今そこには、そんな世界が広がっています。変えたいと思ってから今の姿に変化するまでそれはもう早かったのです(その経緯はまた別の機会に)。

このアトリエは、もともと
「フランスの土で器をつくって並べたい」
というわたしの願いから始まりました。

数年前に修業に行ったパリのアトリエ。
あのリズムや、子どもたちや大人の集まる感じ、楽しくて美しい“間”を、日本に持ち帰りたかったのでした。

その思いが、この場所の起点です。

今は、美しい器や気に入った雑貨、毎日を彩るアクセサリー、海外で撮った写真、オリジナル商品やセレクト品が並んでいます。

わたしの仕事は誰かの活動やブランドを支えることだけど、それとは別に、ここはわたしの作品であり、表現でもある。そうした存在になっていることに気がつきました。

変化をしたこの6月からは、火曜・水曜・木曜には、友人のお姉さんがカフェを開けてくれています。

ネルドリップで丁寧に淹れたコーヒー、フルーツや甘酒を使ったスムージー、花のようなデザインのお菓子や、からだにやさしいチョコレート。

白餡でお花をくりだすスタイルは、陶芸で言えばいっちんで創作するようなイメージで、かなり美的です。もちろん美味しい。

更に火曜日は、インテリア業界に長く居て多くのクライアントと出会い「家が片付かないことはココロと通じるものがある」と、ココロを整える資格までとった友人セラピストによる腸心セラピー®のセッション。

感情は腸に現れるという視点から、凝り固まった感情をリリースしていく時間です。セッションのあとは、薬膳茶で静かに整える。というスタイルが、今回開催したアトリエの部活動♯307号室でのイベント「BYOKASAI」から始まりました。

今回の改装で、腸心セラピー®︎をする小部屋ができました。普段はこの小部屋をストアとして使用します。

わたしの妹は、学んだ薬膳や感性をベースに選んだお茶や自分で作ったアクセサリーを、並べています。

それぞれが無理なく、この空間に自分の世界を重ねてくれている。
それが何よりもうれしいと感じています。

そして、誰もいない日のアトリエも、また特別。

静かな時間に、香りを調合したり、写真を選んだり、手を動かしたり、思考や言語など形のないものを整えていく。そのプロセスもわたしにとっては創作であり、浄化であり、整えでもあります。

この場所は、誰かを迎える場であると同時に、わたしが自分に還るための場でもあるようです。

先述のBYOKASAIは、毎回たくさんの人が訪れ、それぞれの体験を持ち帰っていってくれます。。人が楽しく笑っている姿は見ていてこちらも気分がいいですよね。占い師の先生は「ここはパワースポットだね」と言ってくれたのですが、確かにBYOKASAIに関わってくれている人たちは、みんな少しずつ前に進んでいるように感じます。

目に見える成果や集客では測れない、でも何かが“動き出している”空気が、この場所にはあるような感じがしてきました。

そんなアトリエでの活動には、明確なルールや、強い意志はありません。でも、それぞれの持つ世界観が何かを発信していて、そのような“場の気配”が自然にフィルターになってくれる気がします。

共鳴できない人は、無理に近づかなくていいし、何かを感じた人は、そっと扉を開けてくれる。
それくらいがちょうどいいと思っています。

わたしはいま、「全部をやる」でも「完全に裏に徹する」でもなく、この空間の呼吸を整えながら、わたし自身と誰かの感性が静かに交差していくのを見守っているような感覚でいます。

アトリエは、わたしの思想であり、仕事であり、作品であり、そして、日常です。

これから少しずつ、この場所の記録を、言葉と写真で、また残していこうと思います。

Posted In: Narrative, プロジェクトと活動, 創作と表現

Instagram

なんだか素敵なカフェ写真 先月アトリエ @cs___atelier の雰囲気をカフェ仕様に変更し なんだか素敵なカフェ写真

先月アトリエ @cs___atelier  の雰囲気をカフェ仕様に変更してみたので、素敵なカフェ写真になりました。

やはりここのテーブルは白で正解。表情のある木は見る分にはいいのだけれど、写真にするとコントラスト調整が難しい上、ここのライティングは微妙なのが悩ましく。少しだけ撮りやすくなったのではないかな?
ポイントとして、撮る方は少し露出あげて撮影してみてください📷

そして @_cafe_coo さんの新メニューがまたまた可愛いお花のデザインになるようです。りんごが花に。アイスを添えて。メニュー開発のエネルギーがすごい。こちらは来年からメニューに加わる予定だそうです。

ちなみに自宅のテーブルは味ありまくりの木製です
___Wandering Sisters on an Autumn Day of Serendipi ___Wandering Sisters on an Autumn Day of Serendipity.

秋の日に、姉妹でフラフラ歩いていたら思いがけない素敵な偶然に出会った日

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青山からヒルズに行こうと電車に乗ってから決めて、まずは久しぷりの表参道。ここも紅葉するんだなぁ。と定番の歩道橋で気がついた。景色の割に少しも寒くなくて、もうすぐ11月が終わるのが本当に信じられない。

残念、探していた物は見つからなかったけど、探してないいい物に出会ったり、少しソワソワした街の空気感にインスピレーションを受けた。妹は行きたかったお店の前をたまたま通りかかり、身体に優しいスイーツとお茶を楽しみ、なんとわたしは偶然に、ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット氏に遭遇し、前回に引き続きまた一緒に写真を撮ってもらうという。笑。いいものいただいちゃった♡

予定は未定というか、なかなか先に進めずに最後は巻で足早にパトロールして帰宅。探し物はまた次回にいたしましょう。
___ I’m lucky to have someone like you in my life. ___ I’m lucky to have someone like you in my life.

はからずとも集ってしまった

こんな広い日本の中で、同じ時間に同じ場所にいるって奇跡でしょう
どこかで生き別れ、再会したような勢いでぎゅうっとハグ
思わずだいぶ騒いでしまったから
人があまり居ない時間で良かったと今更思う

4人で一緒にランチして
偶然にできた時間がまた贅沢だ

そして、BENIと同じさわり心地の子に出逢ったので連れて帰った
脚はだいぶ長いけど、胴周りと長さがこれはべにだ

とても良い日だったな
最近そんな日が多くて嬉しい
__ Love begets love. 好きな感じがあって それを体験したり 感じたり そしてイ __ Love begets love.

好きな感じがあって
それを体験したり
感じたり
そしてインスパイアされて 
アウトプットする

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隅々までブランディングされている空間が好き

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初めて行った東京体育館
近くのカフェがとても良かったので
キーホルダー買っちゃった
最近買ってお気に入りのバッグのジャラジャラに追加

ちょっとアトリエの模様替えしたくなりました
___ ブランディングは「つくる」ことではなく、 「すでにあるものを、見つけ、整える」こと 無理 ___

ブランディングは「つくる」ことではなく、
「すでにあるものを、見つけ、整える」こと

無理なく自然に、でも確かに響くものへ

We don’t build brands by stacking trends.
We uncover what’s already there — quietly, honestly, deeply.

Real branding is not invention.
It’s excavation.
What’s real doesn’t need to be forced.

#TheTONE #brandingphilosophy #ブランディング
___ The beauty of making, seen and felt. — la Gal ___

The beauty of making, seen and felt. — la Galerie du 19M Tokyo.

Beautiful, yet somehow, I still miss the quiet poetry of Mademoiselle Privé Tokyo (2019).
___ Already missing them — such unforgettable days ___ Already missing them — such unforgettable days are now behind us.

オーストリラリアから従姉妹とキッズがやってきておよそ4週間。あっという間に帰国してしまった。まだまだ手のかかるキッズだけれど、でも以前より確実に成長していて、新しい年代の海外の習慣とかにふれるのもまたいいインスピレーションになった期間でした。

広大な場所で育っているからかどうも彼らは自由だ。日本という小さなコミュニティでは足りなさそうなエネルギーを持っている。とはいえ、これもまたあと数年でしょ。従姉妹はいつも大変そうだけど、忘れる能力も高いから、少しだけよかったと思う。心配だけど、さすがにすぐ駆けつけられる距離ではないからね。

小さな子と一緒に動くと、大人だけではやらないことを体験できる。姪の場合もそうだったけど、新鮮以外の何者でもない。いつも通り過ぎるだけのコスモワールドで、水に浮いてるローラーコースターみたいなのに40年ぶりに乗る夏(?)でした。思ったよりは怖くなかったよ。

Love,
@0oafo0
【 アトリエのつどい 】 BYOKASAI Vol.05 はやいもので、5回目となるイベントB 【 アトリエのつどい 】

BYOKASAI Vol.05 

はやいもので、5回目となるイベントBYOKASAIが開催されました。

@cs___atelier は、自分のうつわブランドを並べる予定で作ったアトリエでしたが、時を経て、ひとが集まり感性を交差させる空間へとなってきました。そして、もちろん、そんな場所になるようにイメージして活動しております。

ひとりではできないことがあります。でも、それぞれが独立している分野を持っているひとたちとだと可能になる場合があります。そんな楽しみ方もあるし、それで皆が笑顔になるなら最高じゃないかな。

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Thank you

@suzukuri_42 
@aki.eda_ha 
@_cafe_coo 
@align_bless.n_knot._ 
@hiromi_azu_
暑すぎてインスタポストすることを忘れていた。 そんなわけはないのだけれど、まだまだ暑い中、皆様お元 暑すぎてインスタポストすることを忘れていた。

そんなわけはないのだけれど、まだまだ暑い中、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
今年も11月まで長袖を着られる気がしないですね(ため息)。

___

半月ぶりの投稿は、2012年ルーヴルで撮った窓と天井。
従姉妹と初めてのパリ。ここにたどり着く前に、地下鉄から上がったところで女性からアンケートを頼まれたのだけど、いい子な従姉妹は答えようとしていたよ。そんな彼女をひっぱるわたし。
写真って、それを撮った日をしっかり思い出すから面白い。

そして今週、彼女は子どもたちと帰ってくる。
___ Some days, you’re held more than you know. No ___

Some days, you’re held more than you know.
Not always loudly, but always enough.

___

なかなかひとりでは生きられないものだ。相互にはもちろん、一方的に支えられたりすることもあるから不思議。

毎日驚くほど暑い。観測史上初めて、とか毎年更新されるんだろうな。自然規模でもこれまで常識であったことがそうではないと教えられるくらいだから、わたしたちがたった数十年レベルで常識だと思っていたことはとるに足らないことだったりするんでしょうね。意識の書き換えしていかないと。

それにしても、夏は苦手
___ 7月ふりかえりやりなおし The end of July always feels lik ___

7月ふりかえりやりなおし
The end of July always feels like a soft goodbye.

___

1.Bonjour
2.アトリエが色々動き出した
3.光とわたし
4.わたしの癒しの海岸
5.波を見ていると気持ちがほどける
6.駐車場へ戻ると脅威の50℃
7.自分のサイトを少し改修
8.ひとりアトリエの空気
9.いもうととショッピン
10. 最近よく出没する虎ノ門ヒルズ
11.おともだちと美味しいメキシカン
12.とうとう相棒のスペックアップ
13.美味しいコーヒーの淹れ方を習った
14.久しぶりの映画上映会
15.席のひきがよかったPark Bo Gumペンミ参戦

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内省モードから徐々に外向きへ。2025年後半も様々な動きがありそうな気がします。
___ Becoming takes time. Even the quietest tide c ___

Becoming takes time.
Even the quietest tide carries something new.

自分らしいとか自分らしさとか自分が好きなことやものは自分が1番知っているはず。それは静かで深く、希望があってとてもあたたかいもの。

変化していくことを恐れずに自分を肯定して、それを見守ってくれる仲間がいることは大きな財産である。と、最近良く思う。

"なる"には時間がかかるのよ。でも既にあの時なりたかった自分に"なっている"のかもしれないよ。

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